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Week 2

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漱石先生の『こころ』を読み返しました。去年の夏に新潮社から夏限定の装丁が出ていたので気になって買ったのですが、一度読んでいたので放置していました。しかし、星新一さんばかり読んでると他のも読みたくなってきたので手に取ってみました。

改めて読み返してみるといくつか発見がありました。
漱石先生の中で話していて女の人が涙を浮かべて主人公を見つめるという描写がどこかの小説にあったはずと気になって探していたのですが、それは『こころ』の中にありました。この描写はなんだか妙に心に残っていて探していたので見つけたときやっと見つかったと落ち着きました。
先述の発見は特に重要じゃないのですが、今度の発見は物語にからんだ内容です。Kと先生がお嬢さんの家に二人で下宿するとなった時、奥さんはかなり拒否していたのだということに気がつきました。先生はかなり強引にKを下宿させることに成功しますが、結果的にKとお嬢さんの距離が近づくのに恐怖感をおぼえます。先生はKより先手を打って自体を収めました。そしてKは自殺するのですが、一連の先生の行動を含めて奥さんはKの自殺が先生にからんでいたのではないかというのを気づく可能性は無いのかなぁと思いました。こういったもつれが起こりうることがあったのではないかと奥さんはKを下宿させるとき思ったのではないか。とは言ってもKのお嬢さんに対しての感情というのは奥さんは知らないのでそこまで推測出来なかったと思うのが普通でしょうか。

なんか感想文みたいな内容になったのですが備忘録として残しておきます。今回読みながら付箋を付けていったのですが結構貼る箇所が多く良い表現の仕方とかあって漱石先生の偉大さを感じました。
『こころ』は年齢的な節目の10代、20代、30代などで読むと新たな発見があるのではとも思います。
もつ鍋食べたい。