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ノーザンライツ

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『彼らはオーロラをノーザンライツ(北極光)と呼ぶ。星野道夫はこの遺作の中で生きている。』と表紙にはこんな言葉が添えられている。星野さんの遺作である。そのため完全な終わり方をしていない。もともとは文庫本の方を買ったのだけど、ちょっと状態が良くなかったので調べてみると単行本の方もあるというので、そっちも買ってみる事にした。表紙も文句はちょっと違ったり、写真がカラーでなかったりしたりする部分の違いはあるものの、内容は星野さんの優しさが伝わってくる素晴らしい内容になっています。
『旅をする木』を以前紹介したが、それとはちょっと違い視点がアラスカの歴史や人々、文化といった方向から語られています。特に印象的だったのはプロジェクト・チェリオットについてのエピソードは興味深かったです。幻となったアラスカでの核実験施設がなぜ中止となったのか、それに関わった人々はその後どうなったのかなどの内容が詳細に書かれています。
他にも引き込まれるエピソードが詰まっており、また手に取りたくなる本の一つになりました。