独立国家のつくりかた

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坂口恭平さんの本です。0円ハウスとかの話は dommune とかで見たりしていたのですが本は未読でした。最近 twitter でよく坂口さんの名前が挙げられるツイートをよく目にしていたのですが、この本がきっかけだったんですね。内容はタイトル通りの国家をつくるという普通では考えられないことをやってのけるというプロセスをすべて書いてあります。普通では出来ないことをやってのける思考はとても興味深いです。
こういう生き方をしている人は僕の好きなデザイナーのマイク・ミルズの Let’s be human beings という名言を思い出させます。この本が売れてる理由がよくわかります。

放送禁止歌

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森達也さんのドキュメンタリーです。本より先にテレビで放送された番組の放送前と後の話をまとめてあります。70年代前後のフォーク全盛期に放送禁止となった曲を中心に話は進んでいきます。誰が放送禁止としてなぜ流すことができないのかと言う疑問に真っ向から取材しています。
そしてなぜこの番組で放送することが出来たのかという話は非常に興味深いです。どんな歌なのかと気になって調べてみると youtube に番組ごとあがってました。興味のある方は是非。番組はこちら。

ソングブック

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先週に続きニック・ホーンビィの本です。この本は著者視点からのポップミュージックを紹介しています。ちょこちょこ知っている曲もあったのですが、ほとんどは知らなかったです。
なのでyoutubeで検索して聴きました。何曲か無い曲があったのは驚きましたが、それだけマニアックということかと納得しました。聴いてみると結構好みの曲があり収穫でした。
この本が出た年が2002年だったみたいですが、著者のその年のベストソングにwilcoの曲が入っていたのはニヤッとしました。

いい人になる方法

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全然気がつかなかったのですがニック・ホーンビィは僕の好きな映画『ハイ・フィディリティ』の著者だったんですね。しかも映画版はアメリカが舞台だったのでアメリカ目線で見ていたのですが著者はイギリス人だったのは驚きでした。
なのでこの自己啓発的タイトルの『いい人になる方法』はイギリス的なシニカルな皮肉を含んでいるということに納得しました。音楽はイギリスのをよく聴くんですが映画とかはあまりがっつりはまったりしてないのでこういったイギリス的なジョークがいまいちスッと入ってこなかったのですが、読んでいるうちに何となくこんな感じかと脳内補完してささっと読める事が出来ました。なのではじめは、馴染めなかったのですが読んでいくうちにはまっていき一気に読めました。これは売れるな〜と納得しました。

メトロに乗って

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J-WAVEで浅田次郎さんの本を朗読する番組があり、そこで気になって手に取ってみました。番組では短編集から選んでいるのですが、これは長編なのでちょっと違った感じかなと思いました。
なんと言ったらいいのでしょうか、ちょっとしたSF作品といった感じでしょうか。主人公が兄の命日に地下鉄を使うと過去にさかのぼっていくという展開からはじまります。地下鉄が戦争時にあったっていうのはなんか想像出来なかったですが、技術的にしてみれば全然余裕ですよね。なぜかそこが繋がらなくて「へ〜そうだったのか〜」とか思って読んでました。
一気に読める作品でオチもひねってあって面白かったです。浅田次郎さんの他の作品も気になりました。